青竹雑記帖(6代目)

テキスト処理をメインとしたIT解説をします。

文字だけで扱うコンピュータの世界(8):すべてはただちに置き換えられる

承前

パソコン上のファイルだからこそできる芸当、それは「ファイル中の文字や単語や文を、一気に別のものに置き換える」ことです。これは紙に書いたものに対してはとうてい無理なものですが、パソコンですとワープロソフト、表計算ソフト、もちろんテキストエディタにだってできます。ここまでに説明してきた文字を検索する機能に、検索した文字を置き換える文字や単語、文章を指定する欄がくっついただけです。

置換処理の際に注意すべきこと

検索の項で述べましたが、「単語のみを検索」的なオプションは、日本語文章(かな・漢字)に対しては一切効き目がありません。それゆえ、検索する語句の指定によっては、思いもよらない文字の並びを置換してしまうことがあります。関係ない部分が置換されると困るような場合は「一括置換」「すべて置換」のようなコマンドを入れず、文章を確認しつつ「置換」ボタンをポチポチ押していく方がいいでしょう。

次回予告

今回はあまり説明することがなかったので、500文字くらいで文章が終わりました。400字詰め原稿用紙1枚分を超えれば、たまには少なくてもいいでしょう。

テキストエディタとその基本機能の話が終わったので、次はテキストエディタに備わった面白い機能ですとか、なんかいろいろ使えそうな小技でも出してみますかね。それが済んだら、いよいよプログラミング行ってみます?