青竹雑記帖(6代目)

雑記帖がまた新しくなりました。

質問を考える時間をくれ、できれば3日(この時間を短くしたい)

私の困り事のひとつに「話に対する質問をただちに返せない」というものがあります。しかも、質疑応答が重要とされている場面において特に発現するため、大変困っています。

研究発表会、イベントでの交流、雑談など、いわゆる相手がいるような場面で交流を深めるには、何からの形で質問をすることが重要です。たとえば「元気?」などはわりと使いやすい質問、声かけです。もっと深めていくには、相手の話を受けてつないでいくような感じで質問ができればいいんですが、それができない悩みがあります。また、よりかしこまった場で「質問をどうぞ!」と言われると「あー、えーっと、ちょっと待ってな……」と詰まってしまいます。そして、そのような場で無制限の待ち時間が与えられることはなく、だいたい数分間で終わってしまいます。発表や交流だと、他の人から受けた質問に答えること以上に、質問をすることの方が重視されます。でも思いつかないんですよね。困った。

思いつかないとはいっても、話を聞いてから未来永劫質問が思いつかないわけではなく、おおむね n 日(nは小さめの自然数)経ったときにふと思いついたりします。とくに最近は n = 3 のことが多いです。決してボケっと何も考えずに聞き流しているわけではないんです、信じて。しかし3日もあれば研究発表会もイベントも終わってしまいますし、メッセージを別途送ろうと思うとちょっと尻込みしてしまうという状況になって、結局その質問は宙に浮いてしまいます。外から見たら「話は聞いていそうだけど、理解してくれているのかわからない」という存在に見えますね。研究発表者としての私の苦手な存在です。

例外は親しい人との会話で、たとえば家族との会話だとわりとするする質問をして話を展開させることができますし、友人との雑談もそこそこできています。そのときの状況をうまく応用して、初対面の人とよく話ができるようになれないかと考え、ひとつの仮説を立てました。相手の話の背景をよく理解しているかどうかで、質問を思いつく時間が変わってくるのではないかと。もしこの仮説が真なら、事前によく理解することが鍵なのでは。……え、そんなの当たり前だって? そっかー……ワシ今気がついたわ。でも、講演を聴講してぶっつけ本番でもさらりと質問ができるすごい人がいっぱいいますよね。彼らみたいになれたらいいな、と思って今日もアーウーいいながら、質問が出てくるまでの時間を1秒でも稼ごうとしています。

あるいは、自分は物事の観察力と思考の言語化能力が低いのかもしれません。世の多くの研究考察や作品考察を見て、「みんなよくここまできちんと見て解釈を提示できるな、すごいわ」と思うことが多々あります。自分は「おもしろかった!」「こりゃすげえ!」で止まってしまいます。この問題を解決したいのですが、まず観察力の方はどうしましょう。私の裸眼視力は0.03で、矯正視力が0.7くらいです。メガネをかけるとよく見えるようになるのであれば、物事を観察する心か脳か、どちらかにメガネをかければ良いのではないか。でもそれは色眼鏡かもしれません。言語化能力はどうでしょう。私の自慢は日本語の語彙力です。でも感想や考察にその語彙がちっとも活かされていないので、自分にはあまり関係がなさそうです。さまざまな伏線や背景となる表現、各種のメッセージを込めて作品を作ってくれている作者の皆々様が甲斐がないとお嘆きになるかもしれませんが、私はそれらを全てスルーして読んでいます。逆に、私の物語作品には伏線も背景もメッセージも特にありません。全てはフィーリングです。もし何らかのメッセージを受け取られたとしたら、そのメッセージはあなただけのものです。大切になすってください。

今日の話はこんなところです。質問がある方は挙手ください。3日待ちます。